重陽のお作法
ご訪問頂き、ありがとうございます。
24日は新月です。
そして数年ぶりの閏月のスタートとなります。
月の満ち欠けが12回で一年だと、
一年が365日に欠けてしまうので、
そのズレを修正するのに
19年間に7回、閏月が入ります。
二十四節氣は、こんな感じになります。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
小寒 立春 啓蟄 清明 立夏 芒種 小暑 立秋 白露 寒露 立冬 大雪
大寒 雨水 春分 穀雨 小満 夏至 大暑 処暑 秋分 霜降 小雪 冬至
そして上の段を節氣、下の段を中氣
と呼びます。(他の呼び方もあります)
その、中氣が入らない月を閏月とすることになっています。
10月23日が霜降という中氣で、24日が新月です。
そして立冬という節氣がやってきて、
次の中氣に当たる小雪は、新月なので
翌月として扱われます。
24日からの月の満ち欠けのクールには
立冬ひとつしか入りません。
これが閏月のルール。
こうやって、月の満ち欠けと季節のズレを
数年に一回修正してゆく訳です。
そんな閏月のスタートが、今日24日です。
2回目の9月です。贅沢ですね。
何が贅沢かというと
重陽(ちょうよう)も十三夜ももう一度やってくるからです。
重陽とは、 五節句の一つで、9月9日のこと。
旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれます。
五節句とは、
人日(じんじつ) 1月7日 七草の節句
上巳(じょうし) 3月3日 桃の節句・雛祭
端午(たんご) 5月5日 菖蒲の節句
七夕(しちせき) 7月7日 七夕(たなばた)
重陽(ちょうよう) 9月9日 菊の節句
この、重陽には、
邪気を払い長寿を願って菊の花を飾ったり、
菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていました。
また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの
習慣もありました。
まぁ・・・・現実問題、菊に綿を置いて、というのは
なかなかできない(庭に菊の株が無きゃできませんし)
それで、この時期の開運行為としてお勧めなのが
<菊の花びらを浮かべてお酒を飲む>です。
いえ。
何も、一升いきましょう、とは言いません。
御猪口に少しでいいので
そこに、出来たら黄色い菊の花びらを一片浮かべ
飲むと、特に金運に効く、と
言われております。
本当は、この重陽の朝
菊に宿る、露を受けて入れて飲むと
更によい、とは言われますが
今から菊の株を、植える訳にもいきません。
(植えられるならそれでも・・・(^^♪)
菊と言えば、皇室の御紋 一六花紋は有名ですね。
神社の神紋にも、多く使われています。
菊、は、神道にも
ご縁の深い花、になります。
この、二度目の重陽がめぐるのは
11月1日(土)になります。
土曜に、土の氣の節句が回るのも
なかなか、イキな計らいですね。
ぜひ、出来たら菊の露を集めて
無ければ日本酒で
重陽をお祝いしてみてください。
あ、この日にお茶の席で出される和菓子は
<着せ綿>
という練りきりです。
菊の花弁と、真綿を意匠した、美しいお菓子です。
(この着せ綿は、花びらの部分を荒い裏ごしで作り
重ねたタイプみたいですね。
他に、丸めた練りきりに、竹ヘラで
花びら模様を刻んだタイプもあります。
私が頂いたのは、そちらの形成方法のものでした。
この着せ綿に出会ったお蔭で、和菓子の道へ
踏み込んでしまった私です。笑)
修行の時に、お茶(彼女~、茶~しね~?とかではなく
御茶席の事です、蛇足ですが)の時間があり
その時のお菓子が、この<着せ綿>でした。
あまりに綺麗で、先生にお伺いしたところ
着せ綿、というのですよ、と教えてくださり
重陽のお作法、についても教えてくれました。
普通の年では、旧暦9月9日は、9月下旬とか10月の初旬。
とても、夜露も降りなければ
菊の花も咲いてるかどうか、です。
せっかく、閏月のある今月。
着せ綿、出来る方は是非やってみてください。
不老と、長寿を願う行為だそうです。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
来週はいよいよ、広島行きです。
皆様からお寄せいただいたお気持ちを
八木地区に届けさせて頂きます。
ありがとうございます。いってきます^^
希紗


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